CTCは茶葉の形状を指す言葉で、製法のCrush、Tear、Curlの 頭文字に由来します。

専用の機械を通してCrush(潰す)、Tear(裂く)、Curl(丸める)するとコロコロと丸い茶葉の出来上がり。

茶葉は茶汁を充分にまとっており、湯に入れた時にサッと紅茶らしい液色が出るという特徴はティーバッグの普及に大いに貢献しました。

CTC製法は様々な産地で採用されていますが、コックリとした味わいをお楽しみいただけるアッサムのCTCは煮出しミルクティーにぴったり。
チャイにこれ以上合う茶葉は無い！と思わせてくれる無敵の存在です。

当店の定番ハティマラ茶園と同じBPSグレード(サイズ)ではあるものの、粒が一回り大きいこのドゥームニ茶園のCTC。
えぐみ・しぶみが無く、とても上品な甘さを香り・味わい両方から感じます。

煮出して楽しむチャイ・スタイルはもちろんのこと、オーソドックスなリーフと同様にポットで淹れるスタイルもお勧め。
ミルクティーも格別の美味しさですが、ストレートティーも品のある味わいでドライフルーツのような甘い香りと丸い味わいをお楽しみいただけます。

いろいろな楽しみのある大玉CTC、アッサム好きな皆様、ぜひ一度はお試しあれ。

茶園について

アッサム州の西側、ブータンとの国境近いバクサ地区の茶園。
上質なオーソドックスティーで注目される事の多い茶園ですが2020年は美味しいCTCをお届けします。

作り方の目安

煮出して牛乳＆お砂糖を加えるチャイスタイルでいかが。

茶葉6～9gに対し水200cc、牛乳150cc、お砂糖は茶葉量より少し多いくらい。

まず、小なべに水と茶葉を入れ、一煮立ち。牛乳＆お砂糖を入れ、もう一煮立ちしたら出来上がり。茶漉しで漉してお召し上がりください。
分量等は、お好みで調整を。

◆ポットを使う淹れ方
茶葉3gに対して熱湯150～200cc、蒸らし時間は3.5～5分ほど。お好みに合わせて調整を。
シルバーポット流、美味しい淹れかた もご覧下さい。