紅茶のシャンパンと称されるダージリン。
香り高く、透明感ある味わいは他に類がなく、希少性・群をぬく高価な取引価格は、紅茶の王様と呼ぶにふさわしい。
産地は世界の尾根・ヒマラヤ山麓で150年以上も前にイギリスの開拓者たちによって開かれ、今なお紅茶ファンを魅了し続けます。
春・夏・秋、一年に3回のクオリティーシーズンを迎え、毎期、市場を華やかに賑わせます。
3シーズンのうち、春の芽吹きで作られるのがファーストフラッシュです。

ジャスミンのようなフラワリーさから緑のブドウを思わせる香りを経て、余韻は再びフラワリー、少々グループフルーツのピール感。
これらが、ハリ・切れある味わいと絶妙なバランスを成すセリンボン茶園のファーストフラッシュ、同茶園の中で最も樹齢長い中国種(China・チャイナ)茶樹から作られました。
中国種系だからこそ出せるフルーティーさを存分に楽しめる逸品、「クラシカルな美味しさはお任せあれ」のセリンボン茶園ならでは春の紅茶と言えましょう。
クローナルティーが多数派のファーストフラッシュ・ラインアップに於いて中国種の魅力を極めたキャラクターは無二の輝きを放つもの、2018年一押しダージリンの一つです。
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